唐木家具とは
唐木家具は和の雰囲気と落ち着きを与える家具として多くの人々に愛され続けています。
日本における唐木は飛鳥、奈良時代(620~794年頃)に遣唐使によってもたらさました。
伝来の唐木調度品は正倉院御物として今に伝わります。
それら調度品は日本の職人によって長年の歳月を経て日本の生活にあうよう工夫改良され現在の大阪唐木の形となり発展しました。
そしてその一部は海外工場にても生産されるようになりました。
唐木の種類
紫檀 | マメ科の高木、主産地はタイ、他東南アジア、材質は緻密にして堅固かつ重い、脂気、ロウ分を含有し直材が少ない、木目が優美で磨けば磨く程光沢が出る。 | |
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黒檀 | カキノキ科の常緑高木、主産地はインドネシア、材質は堅固、導管が細くロウ分を多量に含むが油性分は紫檀に比べ少ない。 | |
鉄刀木 | マメ科の高木、主産地はと東南アジア、年輪がおりなす硬質(深色)と軟質(淡色)の差が大きく木目が非常に美しい。 | |
花梨 |
マメ科の高木、主産地はタイ、ミャンマー、ラオス。 樹高40メートルに達する、芯材は黄褐色、暗赤褐色で美しい。 狂いにくく、家具高級材と用いる。 |
唐木家具の取り扱い方法
- ・通常は乾いた柔ら綿布で蚊ら空拭きして下さい、水分をこぼした場合は、できるだけ早く乾いた柔ら木布でふき取ってください。
- ・直射日光や長時間熱の当たる場所は、避けて置いてください、変色や傷める恐れがあります。
- ・ボールペン等の使用時特にご注意ください、筆圧で傷つきます、必ず下敷きをご使用ください。
- ・熱い物や底のざらついたものを時下に置きますと変色やキズの原因になります。